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網膜異形成

セカンドオピニオン紹介:網膜異形成:網膜の発生異常

相談内容
網膜の異形成とは生まれつきの網膜の病気です。この病気は程度によってグレード分けされます。生涯問題を起こさない子もいれば、視力に影響を出してくる子もいます。それではセカンドオピニオン症例の紹介です。この子は右目の白内障手術を受けました。その後、1ヶ月半で網膜剥離による眼内出血を起こし、疑問に感じた飼い主様はセカンドオピニオンでいらっしゃいました。眼科精密検査を行ったところ、左眼網膜に異形成が見つかりました。異形成の網膜はもろく、剥離しやすい傾向にあります。それ以外の異常は見つかりませんでした。

そこで飼い主さんの疑念/質問です。
「この子は右眼にも網膜異形成があって、それを見逃し?手術をして、網膜が剥離し、眼内出血を起こしたのではないか?」と言う事でした。今となっては右目網膜(すでに網膜剥離を起こしている)の評価はできません。が、もし右眼にも網膜異形成があったのならば、正常な子よりも手術による網膜剥離のリスクは高いでしょう。また術前のERG(網膜電図)にも異常が出ていたかもしれません。

この子の場合は術前ERGは異常なし、術前眼底検査も異常なし、と言う事でしたので手術するのに支障はなかったのでしょう。しかし、術後に疑念が残ってしまうのは残念です。

獣医師からのメッセージ

折角手術したのですから気持ちよく過ごしたいですよね。わかります。もし紹介していただいた専門病院が気に入らなければ、他の病院を紹介してもらいましょう。決して失礼な事ではありません。紹介状無しでも受診できる専門病院もありますから探してみましょう。

 

[ 網膜異形成 ]犬の眼科2018/04/09 15:53